画寸法:370mm × 255mm
用 紙:越後 門出和紙(自楮・雪晒)
解 説
喜多川歌麿筆 / 名所腰掛八景:梅ケ香
本図は、寛政7年から8年頃(1795年~96年)に発表された『名所腰掛八景(めいしょこしかけはっけい)』シリーズの「梅ケ香(うめがか)」という作品になります。
『名所腰掛八景』とは、江戸で評判の水茶屋の美人・看板娘を描いたシリーズで、本図は、当時ギヤマンと呼ばれていたガラス製のグラスを手にしている看板娘の姿が描かれている作品になります。
飲んでいるものは恐らくお酒かと思われ、歌麿が得意とした江戸美人の大首絵で描かれた本図は、女性の持つしっとりとした雰囲気をも表現されている作品といえます。
東京国立博物館所蔵本を画像から複製制作しています。
オリジナル品からの複製になりますので、経年劣化も含めてお楽しみいただけます。
※ 本製品は、手漉き和紙を使用し、手切りにて裁断していますので、上記の大きさは目安とご理解ください。用紙サイズB4(縦36.4㎝・横25.7㎝)より若干大きいとお考え下さい。尚、裁断の都合上、左右どちらかに耳がつく場合がありますがご理解ください。(全商品の下部には耳がつきます)
※商品写真はできる限り実物の色に近づけるようにしておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。